1949-05-10 第5回国会 参議院 法務委員会 第11号
それから第二のお尋ねのこの遵守すべき事項というものの基準があるかどうかというお尋ねでございまするが、一般的な條項といたしましては、ここに先程申しましたように、第三十五條の第二号にその規定がございますので、一應裁判所が定めまする特別遵守事項は、この一般的な基準によつて具体的な條件をお選びになるだろう、かように考えております。
それから第二のお尋ねのこの遵守すべき事項というものの基準があるかどうかというお尋ねでございまするが、一般的な條項といたしましては、ここに先程申しましたように、第三十五條の第二号にその規定がございますので、一應裁判所が定めまする特別遵守事項は、この一般的な基準によつて具体的な條件をお選びになるだろう、かように考えております。
○春日委員 先ほど前田君の方から大阪の問題が質問されたのですけれども、そのほかに労働爭議に対して、警察あるいは裁判所というものが資本家と結託して、労働組合を彈圧するというふうに解釈される事態がたくさん起つている、たとえばこの間起りました豊和工業の彈圧、この問題にしましても、あの案件の経過に見ますと、もう昨年の九月、十月から問題が起つておる、しかもそれが裁判所に提訴され、一應裁判所でもつて組合側の申請
主任弁護人の制度を置くことを考えましたのは、要するに被告人のためにするいろいろな訴訟行為が多数の弁護人の間で相矛盾するようなことがあつてはならないということが一つと、それから多数の弁護人がついた場合、いろいろの訴訟の進行を適切ならしめるためには、主任弁護人というようなものがあつたがよろしいという二つの点からでありまして、その主任弁護人の権限がどういうことになるかという点につきましては、第三十四條で、一應裁判所
從つて第九條の第二項中にもこの請求が、理由がないということで、決定を以てこれを棄却する場合に、裁判所が被拘束者を拘束者に引渡す處分をするのでありますが、その際にもやはり被拘束者を一應裁判所に出頭せしめ、これを拘束者に引渡すのでありまして、任意に出てくればよろしいのでありますが、呼出しに應じて出てこない場合には、この八條の二項によつて勾引して、それからこれを拘束者に引渡すという手續になりますので、九條
れまして独立いたしますと同時に、それから更に司法省が新らしい法務廳として姿を変えて參りました現在におきましては、政府部内におきまして裁判所関係の法案の取扱部局といたしましては、やはり法務廳が一番適当であろうというふうに從前の取扱上の経緯もございますし、適当と考えまして、法務廳でこれを研給準備するということになつた次第でございますが、法務廳の部内におきましての関係では、総裁以下幹部の者が集りまして、一應裁判所関係
こういう見地から、理論上は如何ようにも考えられるのでありますが、実際的な見地から政府は一應裁判所の御提案を下さいましたものを、内閣の責任において檢討する。こういうことに相成つたわけであります。
仮に予判所で不利な判決を受けても満足でありますが、私の望むところは、一應裁判所にいかなる場合も提訴できる。主観的にこれは公益のために反している、行政上不当な処分であると主観的に考えた場合は、いかなる場合でも裁判所に一應提訴できるということをお認めになるならば、私はそれで満足なのでありますが、その点を一つ……。
併しこの事の性質上、当事者の言い分そのままを信ずるわけにも行かないで、人事訴訟と同一な建前から、必要な事実を一應裁判所でも審判所でも調査して、その通りであれば、そういう審判をするということができる途を拓いたわけであります。
徹底的にそのことを実行しようということを一應裁判所と檢事局との間に申合せをいたした。こういう次第でございますが、併しながらこの申合せだけでは相済まないのでありまして、この実行ができるかどうかの点につきましては今後の私共の努力にかかると思いますから、尚一層の努力をしたいと存じております。
裁判所の経費に関する予算につきまして、それを大藏省に出します前に一應裁判所経費審査委員会というものを設置いたしまして、その委員会の議を経た後に、裁判所全般の予算というものを大藏省に提出するということにしたいというのでございます。